設定資料集

リオン=ペリウィンクル

本名 リオン=ペリウィンクル。
本編の主人公で、メンディス王国魔導騎士団第七師団(魔導開発科)団長をつとめる。

フィラ=ロチェスター

本名 フィラ=ロチェスター。
明るく元気なお騒がせ系ヒロイン。主人公にくっついてまわっては事件解決を手伝っているのか、単にまぜっかえしているのか。

ダルシア=サリスディーン

ウィルフレス公国の統治者。強硬な政策を敢行し、精霊島同盟を締結する段となった現在も、メンディス王国を仇敵とみなし不信感をあらわにする。

レティシア=サリスディーン

ウィルフレス公国の第一公女。貞淑かつ聡明な、指導者として模範的な女性である一方、臣下である聖騎士との恋仲が噂されている。

イリューズ=サリスディーン

ウィルフレス公国の第二公女。彼女の病死を境に、彼女と同じ蜻蛉の翼を持つ少女の姿をした殺人鬼が姿をあらわしたという。

ルサリス

犯罪組織に実験体として飼われる人造生命体。不吉の象徴とされる蜻蛉の翼を持ち、己の存在に対して強い忌避感を抱き自虐的な発言をする一方、記憶に刷り込まれた“青い髪の男”に異常な執着を示す。

ガルーダ

わけあって犯罪組織《すべてを導くもの》に身をおく傭兵。蜻蛉の翼を持つ稀有な先祖がえり。元はウィルフレスの聖騎士だったというが…

ラーナス=ウィグリット

メンディス王国から派遣された新米治療師。斜に構えたものいいが目に付くものの、基本的には熱血漢である。単純な動機から、亡霊騒動の調査に首をつっこむ。

クルッグ

ガルーダとともに犯罪組織に身をおく獣人の盗賊。

クレス=サースウィンダー

純白の翼を持つ、ウィルフレス公国の聖騎士。名家に生まれ第一公女レティシアとの熱愛が噂されており、それゆえに、片翼を失いながらも主君に忠義を尽くす甲斐なく、反乱の嫌疑をかけられることに。

アーヌ=マーリッド

メンディス魔導王国・魔導騎士団第六師団(諜報科)団長。
奴隷あがりの半獣人。子供と見まがうような愛らしい容姿に似合わぬ苛烈な気性の武闘派でもある。

キーミンド=レーグル

フィラの姉同然に育った魔導騎士。キワモノぞろいの王国軍には珍しい温厚な人物で、魔導騎士団最後の良心と評される。

グレイシャ=ラングウィル

百年前に暗殺された、メンディス王国建国時の英雄。別名「未来視の魔女」「先見の魔女」とも呼ばれた彼女が、人知れず歴史の表舞台から抹殺された理由とは……

キャルフィ

ルサリスを奪還せんとする犯罪組織の一員であり、《太古の天使》のうちの一体。粗野で愚鈍だが、好戦的で腕力などの物理的な破壊力に関しては随一の性能を誇る。かなりのサディスト。

リジアス

二十五年前に死亡したリオンの息子。禁忌を犯して死亡した母の蘇生法を求めた死霊術師でもある。父親に対して強い憎悪の念を抱いて蘇生し、リオンを破滅させるために《太古の天使》争奪に加わる。キャルフィとともに、蜻蛉の天使ルサリスをつけねらう。

ロウル=ヴァスグルード

魔導騎士団最強の戦士にして、豊満な肢体を誇る“美女”。なよやかな媚態とツヤっぽい台詞を駆使して迫った、もとい愛した男の数は人よりもかなり多いが、思いの深さは非常に一途。

フィックス=ホアハウンド

元魔導騎士団総司令官。熱砂監獄に流刑となっており、帰還が待たれる。死を呼ぶ石と呼ばれる鉱物で造られた魔剣を携え、数々の戦果をあげた英雄であり、「黒衣の戦鬼」「魔剣使い」とも呼ばれる。

ミラ=ヴァンタード

リオンの副官。一見、女と見まがうような柔弱な容姿で、つかみどころのない表情を浮かべている。組織のためとあらば陰鬱な任務も躊躇しないため、「第七師団の汚物処理係」などの異名をとる。

精霊島全体図

精霊島はパルフェール群島内では最大の面積と生産力を保持する島だ。神秘的な伝説や肥沃な土地柄から、「世界創世の島」「南洋の真珠」などの別名を持つ。

島内の大国

精霊島で起こる大事件のほとんどが、四つの国々のいずれかに起因している、良くも悪くも影響力の強い存在として、メンディス魔導王国、ウィルフレス公国、ディザード帝国、オーブル共和国の四柱が挙げられる。

精霊島の秘境

人が住むのに適さない、もしくは精霊島の人々が忌避している土地。

精霊島人の生物的区分

精霊島に存在する種族のなかで、特に文化的な側面で発達しているものを、生物としての起源から分類してみた。

先祖がえり

創世のころ神々によって頻繁に身体・精神構造を改変された経緯からか、精霊島の生物全般には、改変された以前の、絶滅種の形質が突然変異として現れることがある。

精霊とは何か

精霊島の名が示すとおり、精霊はこの土地に暮らす人々にとって、根幹となる存在である。
あらゆる人々にとって、精霊はすべての物体を構成する最小要素である。

精霊島人のくらしと精霊

精霊島の人間には、もっとも身近なものとして精霊を認識している。
その考えを如実に現すのが「守護精霊」と呼ばれるしきたりだ。

魔法系統概略

精霊島の人々はどのようなスタンスであれ、その多くが精霊の力を「魔法」という形でひきだしている。ここではその系列についておおまかにふれよう。

魔導とは

メンディス王国の学問大系である「魔導学」にもとづく魔法を魔導と呼ぶ。

神聖魔法とは

大地の聖女とよばれる古代の偉人と精霊を信仰対象とする宗教に端を発し、もとは儀礼から発展した魔法。

竜語魔法とは

精霊島で最も古い血を持つ種族である竜族の用いる「竜声」を模す技術によって発動される魔法。竜が用いる「竜声」の発声を模すことによって発展させた魔法と言い換えることもできる。

異能とは

魔法的で強力な効能をもち、かつ精霊魔法・竜語魔法のいずれにも属さず、体系づけられていない、得体の知れない能力をひっくるめてこう呼ぶ。
一種の差別用語と呼んでも構わないだろう。

精霊島内の一般的な部隊編成

精霊島の国家では、基本的に徴兵制度が存在しないため、戦闘要員はおおむね職業軍人だけでまかなわれている。
編成上、構成員を役職・技能別に分類したものを一般に「階級(クラス)」と呼ぶ。

参考資料 魔導騎士団の編成

メンディス魔導王国、王国騎士団傘下の実験部隊。
かつては《神の騎士団》と呼ばれる魔導師増強計画のための実験部隊として創立され、試験体の集団という側面=後ろ暗い背景を持つ。主人公リオン=ペリウィンクルらが所属する、精霊島同盟軍報告書本編の、メイン視点となる組織である。